まなざし木陰の中からいつも見ている ゴミ箱の中からいつも見ている 排水溝の中からいつも見ている 真夜中の部屋の中からいつも見ている その目は 悪いことをした時いつも見ている いいことをした時もいつも見ている 絶え間なく努力する姿をいつも見ている 人を欺く姿をいつも見ている...
森目を覚ますとそこは鬱蒼とした青白い森の中だった いつ、どれくらい、私はここで眠っていたのか ずいぶん昔の記憶過ぎて覚えていない ただ行かなくてはいけないことは体が覚えている 見たことのない鳶が飛んでいる、この森も変化している様だ...